2013年9月7日土曜日

常盤地区 桔梗山ハイキングコース


常盤地区の記事その④です。
常盤に残された旧態を保つ丘陵には以前ハイキングコースが存在していたそうです。常盤に何度も訪れた結果、この常盤丘陵の東西を端から端に歩ける事に気付きました。それが以前に親しまれていたハイキングコースの道筋なのかは分かりませんが、ここに記事としてまとめてみました。

Google Map 常盤地区
①桔梗山②一向堂③御所ノ内(政村邸跡)④法華堂跡⑤峰山⑥義政邸跡⑦殿入下⑧円久寺・八雲神社⑨殿入⑩大丸


最初に断っておきます。記事にしておきながらなんですが、コース上にこれといった見所はありません。そして鎌倉に存在するハイキングコース史上最も地味です。普通ハイキングコースといえば、頂部や見晴台などの高台から眺める景色が、険しい登り坂をがんばって歩いてきたご褒美となりますが、その類が一切ありません。ただ、一度登ってしまうと、それ程大きな地形の起伏もなく歩けてしまいます。コースは佐助~梶原間となりますが、梶原を終点とすると若干寂しい印象になるので、梶原口から佐助に向かう経路で紹介いたします。細かい位置情報などは最下部にあるグーグルマップでマーカーにて印してあるので、詳細を知りたい方はそちらで確認してください。

Google Map 桔梗山ハイキングコース
①梶原口 ②平場 ③三叉路 ④野村総研跡 ⑤野村総研跡グランド ⑥S字状堀切道


地図画像①の出発地点は丘陵の北側、化粧坂から連なる道と大仏坂から連なる深沢通りが交差する辺りからも近い場所です。
梶原口近辺


丘陵入口はコンクリート舗装されているものの、以前から丘陵への登り道だったと思われる様相です。現在では奥まった場所となりますが、当時であれば鎌倉街道沿いになります。


丘陵を登ると緑の尾根道が拡がります。道幅は踏み跡程度ですが、尾根自体はスペース的にはとても広そうです。踏み跡は放っておけはすぐにでも草木で道が塞がりそうなので、現在でも管理されているようです。定期的に整備されていると思われます。また、意外にも底面は削られているようにもみえました。


地図画像②の辺りでは、狭かった道が急に広がりちょっとした平場となっています。ベンチなどもあるので、やはりハイキングコースとして使用されていたようです。殿入地区のおばあちゃんが懐かしそうに話していた広場とはここの事かと思われます。平場が傾斜しているのが気になります。殿入からも近いので何かあったのかもしれません。


地図画像の②から③の間には丘陵を下りて行ける道がありました。ちゃんと木の階段が施されています。ハイキングコースだった名残りがうかがえます。また往時からも常盤丘陵に属するそれぞれの支谷からこの尾根道を伝い鎌倉中心部へと向かっていたのは明白でしょう。この尾根道便利すぎます。ちなみにこの道は梶原4丁目辺りの支谷に出るようです。


地図画像③は踏み跡の三叉路となっていて、殿入の記事でも記した殿入下に下りて行ける地点です。ただ、ここから南、地図画像でいう下部は私有地なので、下りてはいけません。辺りは緑がキレイでした。まさしく常緑の地「常葉」を実感させられます。


そのまま尾根道を進みます。画像は山の住居表示とでもいうのでしょうか、よく分かりませんが何かの記しなのでしょうね。


そして尾根道は野村総研跡にぶつかります。敷地内に入っていきます。そんな所通っていいの?と思うかもしれませんが、ここは廃墟です。またここより東側の尾根道上に看板がありますが、跡地を解放していると記されているので問題ありません。この近現代の遺構ともいうべき廃墟を横目に通り過ぎ、建物に背を向けるように歩いて行くと広いグランドとなっていて地元の方などが使用しています。
野村総研跡敷地


この野村総研の建物で尾根が断ち切られたようです。ちょうど位置的に御所ノ内の奥となるので、本当は何かあったんじゃないの?と思えてきます。
野村総研グランド


グランドを出てまた尾根を伝います。跡地が広かった事もあってか、この狭い道に閉塞感を感じます。ちょうどタチンダイの谷の最奥を通ることになります。


そのまま進むと、大仏裏ハイキングコースの序盤に現れるS字状堀切道に出ます。


画像は源氏山方面に向かう途中から見える景色です。鎌倉の南境となる光明寺のある小坪方面を向いています。ここでようやくハイキングコースのご褒美となる高台からの景色を堪能できますが、ここは既に大仏裏ハイキングコースですね。

以上となりますが、最初に記したとおり、本当に何もありません。この記事を見てここを歩きたいと思った方はいらっしゃるでしょうか・・



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探索期間 2011年8月~2013年5月
記事作成 2013年9月7日

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