2013年6月21日金曜日

称名寺裏山ハイキングコース


裏山こそ鎌倉寺社の醍醐味です。ということで、今回の記事では称名寺の裏山を紹介します。下地図画像の番号はチェックポイントで順序を表します。

Google Map 称名寺

称名寺を出て最後にまた称名寺境内に戻ってくるコースを今回選びました。ハイキングコースには標高の高い地点が三ヶ所あって、それぞれ日向山・稲荷山・金沢山と名付けられています。日向山から金沢山にかけて段々と高くなっていくようでした。

①称名寺境内の東側にハイキングコースに通じる道があります。境内絵図によるところの地蔵院があった場所を横切って行きます。


②ひな壇状地形がみられます。御所ヶ谷とは遠く離れていますが、こんな場所にも何かあったのでしょうか。その怪しい地形に東勝寺の裏山を思い出します。

②の地点

③の地点は境内絵図によるところ、先代一門次郎入道墓と記された箇所かと思われます。石塔も何もありませんが、平場とその奥にまた一段高い平場があります。

④称名寺開基の実時の墓所です。ハイキングコースより一段高い平場にあります。またここから称名寺に通じる別の道がありますが、この実時墓所への壮大な参詣路のごとく一直線に続いています。

実時墓所

⑤実時墓から階段を登って行くと、稲荷山となり、頂部に平場があります。またここからひな壇状地形が確認できます。稲荷山というだけあって、稲荷社なり何かしらここにあったのでしょうか。

稲荷山休憩所
稲荷山付近ひな壇状地形

⑥土地が崩落したのか、このように橋がかけられています。この辺りから金沢山頂部へと登り坂になります。


⑦ハイキングコースのクライマックス、金沢山頂部の八角堂広場です。称名寺を直下に控え、この景色の反対側からも金沢の街並みを見渡せます。八角堂広場から御所ヶ谷方面にも向かえますが、今回はこのまま称名寺へ下りて行きます。


尾根道を下りて行くと⑧の辺りに経蔵と記されていたので、経塚でも発見されたのかもしれません。付近には近現代の石像が並べられています。


⑨階段の先が三重塔跡地でそのまま称名寺境内に戻ります。



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探索期間 2012年7月
記事作成 2013年6月21日

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